この記事は Rails Girls Japan Advent Calendar 2019 23日目の記事です。
昨日は @yadaita さんによる「2019年を振り返ってみる」でした。
さて、主題の通り Rails Girls Tokyo の 11thと12th, Osaka 6th, Sendai 2nd, Okinawa 2ndに Coach として参加してきました!
全部のイベント!めちゃくちゃ!!楽しかったです!!!
この記事ではその楽しかった思い出を綴ります。
目次
参加のきっかけ
Rails Girls Tokyo 10th にて弊社 Sansan は Sponsor をさせていただき、その際の Sponsor PR 要員として初めて Rails Girls に参加しました。
ちょうど知り合いが遊びに来ていたのでその方に野良 Coach 的なことをしたり話をしたり、イベントの様子を見たりしていました。
イベントの雰囲気がとても良くて Sponsor メンバーだというのに結局最後まで楽しんでしまいました。
ただ、Sponsor だとどうしても脇にいることが多く、正直ちょっと寂しい時間もあったので次は Coach として参加したい!
と、思ったのが Coach としての参加のきっかけとなりました。
Tokyo 11th で 初めての Coach
2/22,23に FiNC さんの広くてオシャレなスペースで開催されました。
初めての Coach...!
とにかく担当する Girls さんにがっかりさせないようにしなければ…!という気持ちでいっぱいでした。
。。。
とか言いつつものすごくはしゃいでる写真が出てきました。これはめっちゃ楽しんでますね…。
Sponsor もさせていただきました。
この回は一緒に Coach をしてくれた同僚の村田にLTを ぶん投げて お任せしました。
本日開催の #railsgirlstokyo にて、DSOCの村田がコーチとして参加しました!https://t.co/Uk4qKzC7H4 pic.twitter.com/3ZTWOmRMl6
— 【公式】Sansan (@SansanJapan) 2019年2月23日
不安で一杯の初陣は、結果的にはとっても楽しいデビュー戦となりました!皆さんありがとうございました!
Organaizar は yancan.fm の yan の方、りほやんでした。
お疲れ様でした!ありがとう!!
りほやんは3日目(論理)に記事を書いてくれています。
Staff は全員必読ですね!
Osaka 6th
大阪でのイベントは6/21,22にサイボウズさんの大阪オフィス行われました。
4月に開かれた RubyKaigi の楽しそうな雰囲気が Sansan 大阪支社の iOSエンジニア、沖縄コザのアマゾネスこと いけばた に伝わり、Rubyに興味をもってくれた彼女が Osaka 6th 参加の相談をしてきてくれたのが、私の参加のきっかけになりました。
彼女は現職の iOSエンジニアなので Girls 枠で参加できるのだろうか?という不安がありました。
Rails Girls Osakaに参加したいけど、rails書いたことないiOSエンジニアっていう絶妙な立ち位置だから何枠で参加したらいいか主催者の人に連絡した。
— アマゾネスいけばた (@k191k) 2019年5月13日
というわけで問い合わせてみたところ Rails 未経験なら大丈夫!と歓迎のメッセージを Organaizar さんからいただいたので参加決定!
同時に東京本社では Tokyo 11th が大変盛況に終わったことを受け、この回から Sansan は Rails Girls の年間 Sponsor をすることになりました。1年間やってみようというトライです。
年間 Sponsor は毎回会社紹介 LT をする権利をもらえます。( LT 要員がいなかったらスタッフからクレジットを読み上げられます。)
どうせだったら自分たちで LT した方が費用対効果高いよねと思い、Coach と 会社PR をするので大阪出張させてくれと会社に打診したところエラい人が快諾してくれたので Coach として出張、参加できることになりました。
すべて勤務扱いです。なんていい会社なんでしょう!!
金曜の午前に移動、午後は Sansan 大阪支社に出社し、少しお仕事した後インストールデー。
翌日本編という日程で動きました。支社があるって便利!!
この回で担当させていただいた Girls さんはゆきのさん。京都造形芸術大学の学生さんです。
もうひとかた、冒頭少しだけ担当させていただいた、ちろるさん。
普段名古屋にいるそうなのですが、Rails Girls 参加のために Osaka に来たそうです。意気込みが素晴らしい…!
なんとこのお二人、この Osaka のイベントが楽しかったということで後に開かれる Rails Girls の Organaizar をされることになります。
話を聞いたときは思わず目頭熱くなりました。Rubyコミュニティの楽しさを伝えることができて、本当に嬉しく思います。
Sponsor LTは同僚のアマゾネスにお願いしました。
女性のライフイベントを盛り込んでのトークは Girls に刺さったんじゃないかと思います。
彼女も楽しんでくれたようで何よりでした。
#railsgirlsosaka 楽しい😊
— アマゾネスいけばた (@k191k) 2019年6月22日
Thank you my coach!! #railsgirlsosaka pic.twitter.com/WgcRYAvzi8
— アマゾネスいけばた (@k191k) 2019年6月22日
Organizar はさきぷぺぽさんでした。
Osaka のこのイベントは私にとって転機と言ってもいいくらい重要なイベントでした。開催してくださりありがとうございました!
ところで私は何気に人生初大阪だったのですが、都合のため懇親会が終わった後すぐに終電で帰りました。
もっと居たかった…。本場のたこ焼き食べたかった…。
絶対また行くぞ…!
Sendai 2nd
仙台のイベントは7/19, 20に開催されました。
インストールするぞー! (@ メンバーズ ウェブガーデン仙台) https://t.co/0iWRbRBBa8 pic.twitter.com/eJ9xTvVjOj
— 南谷 祐貴(MINAMIYA Yuki) (@yuki3738) 2019年7月19日
会場はメンバーズエッジさん。実は Eight の一部機能を開発してくださっていたチームがこちらの会社の方々だったのでした。
私は同じチームではなかったのですが、彼らのプルリク見て「すげー」ってなったりたまに Slack で絡んだりして仲良くしていただきました。
Coach として参加してるメンバーもいて、2日間一緒に過ごせてとても嬉しかったです。
担当させていただいたのは たに (@tuccaprog) さん。エンジニア目指して日々頑張っているママさんです。
すでに PHP で Web サービス制作の経験をお持ちだったので、最初は「 you はなにしにここへ!?」
と、思ったりもしましたが Rails は初めてとのことで、Scaffold の一気にやってくれちゃう機能に驚いていたのが印象的でした。
Railsパワフルすぎて笑うしかなかった1日でした!私は何もしてないのに画面に動くものがある衝撃。
— たに (@tuccaprog) 2019年7月20日
はじめて一日中RubyとRailsとプログラミングの話ができてとても楽しかったです!早く面談受けに行けるようにこれからも毎日がんばります!コーチ、スタッフのみなさんありがとうございました🙌 pic.twitter.com/iWiBueHfR7
Rails Girls のカリキュラムは速攻で終わらせてしまったので Git を使ったチーム開発の流れを教えたり競技プログラミングの世界をご案内しました。
たにさんは18日目の記事を書いてくれています。楽しんでくれたようでとても嬉しいです。
http://tucca.sakura.ne.jp/wp/2019/12/18/rails-girls-sendai-2nd/tucca.sakura.ne.jp
たにさんは仙台でエンジニアのお仕事をお探し中のようです。
tweet を見ていると日々子育てに忙しいながらも毎日コツコツ頑張って勉強されているので、仕事で取り組んだらあっという間に成長されると思います。
仙台でエンジニアをお探しの会社さんは是非声をかけてみるといいと思います。
きっとめちゃめちゃコミットしてくれることでしょう。
イベントの終盤には我らが松田さんが登場。
絶対いい話#railsgirls #RailsGirlsSendai pic.twitter.com/xw2TbaVGK8
— 南谷 祐貴(MINAMIYA Yuki) (@yuki3738) 2019年7月20日
RubyKaigi 2018 で預かった300円を Rails Girls Sendai に渡しにきてくれたのでした。なんていい話…!
#RubyKaigi ハッシュタグがGodfreyの300円ツイートで埋め尽くされててウケるw
— Akira Matsuda (@a_matsuda) 2018年6月3日
ところで、件の300円は「日本のRails Girlsに寄付したい」とのことで、いったん僕が受け取りました。いつか仙台で #RailsGirls が開催される日まで、大切にお預かりしておきます(ちなみに彼は元Railsコミッター) pic.twitter.com/QRGvyR5CIB
ところで仙台は RubyKaigi 2018 以来でした。
牛タン美味しかったなぁ〜。また行きたい!
Tokyo 12th
東京での12回目のイベントは8/2, 3に行われました。
この回担当させていただいたのは @jnkakb さんでした。
Progate や Ehime.rb で勉強を続けられているご様子。エンジニア目指して頑張るとのことだったのでまた近況を伺いたいです!
#りんご飴 チーム 全員deployしました! #railsgirls #railsgirlstokyo pic.twitter.com/PSEKsd03u7
— Rails Girls Tokyo (@railsgirlstokyo) 2019年8月3日
そうそう、この回は弊社のCTO室所属の Hiroba さんも Girls として参加してくれました。
彼女には Omotesando.rb のイベント運営をすんごい手伝ってもらっています。いつもありがとうございます。
こちらは参加レポート。 Hiroba さんも楽しんでくれたようで何よりです。
buildersbox.corp-sansan.com
Organaizar はらいむさんでした。
実はらいむさんは私の元同僚の奥様で以前から仲良くしてもらってました。
旦那氏に影響されて Web エンジニアを志し、フィヨルドブートキャンプを経由して Classi さんのエンジニアをされています。
彼女が Web エンジニアを志し始めた約1年前に、どうすればエンジニアになれるかという相談を受けていました。そんな頃から彼女の動向を気にしていたのでこの回、立派に Organaizar をされていて本当に嬉しかったです。
一つ目標を達成した彼女の姿に感無量でした。
らいむ、立派になったのぅ😭😭😭#railsgirls #railsgirlstokyo pic.twitter.com/m2UiCKk9gy
— 南谷 祐貴(MINAMIYA Yuki) (@yuki3738) 2019年8月3日
12日のアドベントカレンダーに感想をまとめてくれています。本当にお疲れ様でした。
Okinawa 2nd
沖縄での2回目のイベントは10/4, 5に宜野湾ベイサイド情報センターで行われました。
実は沖縄行きは会社の偉い人にちょっと渋られたのですが…w
結果的にはOKをいただきました。ありがとうございます!
今思うと本当に行ってよかったなと思えるイベントでした。Okinawa.rb の面々にお会いできたのがとても大きかったです。もう全員凄腕のエンジニアだし個性的でとても良い人たちでした。
Organizar は @zanakax さんと @kona_peso さんでした。
担当させていただいた Girls さんは @UE1912 さんでした。
twitter アクティブじゃないけどお元気でしょうか…?
@UE1912 さんはまっ更の初心者さんだったので、できる限り丁寧に教え(たつもり)ました…!
懇親会では暇人さんに手相占いをしていただきました。
ここ数年の人生と性格的な傾向を言い当てられたので驚愕しています…。 https://t.co/f998ZhCdsB
— 南谷 祐貴(MINAMIYA Yuki) (@yuki3738) 2019年10月5日
(↑なんか twitter にセンシティブ画像判定されてるっぽいですが写ってるのは手相を見てもらってる私です…。)
占い、マジで当たっててビビりました。すごい…。
前向きになれるアドバイスをいただけてすごく元気もらいました。本当にありがとうございます。
手相サービス応援してます!
今までの行動をまとめたnoteを書きました。久しぶりに長文書いたなぁ〜。
— 暇人@スプラ大好きWebエンジニア占い師 (@himajin315) 2019年10月20日
手相を使ったサービスを作りたい|himajin315 @himajin315|note(ノート) https://t.co/IGV81qIgdK
Okinawa の皆さんありがとうございました!
Rails Girls Okinawa 2nd 2日間お疲れ様でした〜🎉🎉🎉#railsgirlsokinawa #railsgirls pic.twitter.com/V4jjCd2lYU
— Rails Girls Okinawa (@railsgirls_oka) 2019年10月5日
以上で私の Rails Girls の旅2019の振り返りは終わりです。
参加したイベント全部盛り込んだので長〜い記事になってしまいました…。やっぱり終わった後すぐに、こまめに書かなきゃですね…(遅筆)
最初は、「果たして自分に Coach など務まるのだろうか…。」と戦々恐々していましたが、コミュニティの皆さんに温かく迎えられ、支えられ…、1年間に5回も Coach の経験をさせていただきました。
そしてこんな嬉しい言葉までいただいてホントに本当に感無量です。
Rubyコミュニティに関わる理由
これで綺麗に終わってもよいのですが、せっかくの年の瀬の振り返りの時期なので、Ruby コミュニティ への思いの丈を書きたいと思います。
私は学生の頃から情報系の勉強をしていたわけではなく、30歳手前で開発職に転向したエンジニアになるのに苦労したタイプです。
転職の面接でけちょんけちょんにされたのも1度や2度ではありません。悔しい気持ちにさせられたのは何度もあります。
そんな私が今楽しく過ごせているのは Ruby コミュニティのお陰です。優しく親身に接してくれた Rubyist たちに助けてもらって今があります。
当時の私と同じように Web エンジニアに興味があるけど一歩が踏み出せない、絶対に Web エンジニアになりたくて勉強も転職活動も頑張ってるけど実務経験が無いのでスタートラインに立てないという人たちをちょこちょこ見かけます。
私はそういった人たちを応援したい。
Ruby コミュニティに関わることで楽しく日々を過ごせる人が増えればいいなという想いで Rails Girls だけではない、様々な活動に取り組んでいます。
その中でも Rails Girls は数年前の私と同じように一歩が踏み出せない人や、歯がゆい思いをしている人たちの役に立てる、楽しいだけではない、他人や社会への貢献欲も満たしてくれるコミュニティなのかなと、この文章を書きながらそんなことを考えています。
引き続き、様々な活動を通して Ruby 業界の盛り上げに力になりたいと思っています。
謝辞
最後に関わってくれた皆さんへお礼を。
色んな場所に業務として行かせてくださった Sansan VPoE の宍倉さん。背中を押してくださってありがとうございます。
そして、インストールデーのため各地へ移動していた金曜日と土曜日の代休として休んだ平日を支えてくれたチームメンバーの皆さん、ありがとうございます。お陰でたくさんの RubyFriends 達と関わることができました。
大変恐縮ですがまた色んなところに行かせていただきたいです…!!(爆)
次に、ベストマサフミこと大倉 雅史さん。
彼とは Sendai, Tokyo, Okinawa で一緒に Coach して、沖縄では観光も一緒にさせていただきました。
お陰でより楽しい旅になりました。
ありがとうマサフミ!来年も一緒にコミュニティを楽しみましょう!!
最後に、すべてのイベントの Organaizar, Staff, Couch, Girls, Sponsor の皆様ありがとうございました。
また来年もいくつかのイベントに参加したいと思っているので、お会いした際は仲良くしてやってください。
Rails Girls Japan Advent Calendar 2019, 明日は cobachie さんの記事です。お楽しみに!