『頭がいい人の読書術』を読んだので感想
読んだきっかけ
読みたい本が沢山ある。
気になる本はホイホイ買ってしまうタチなのだけど読みきれずどんどん積んでしまう。特に技術書。
この事態を少しでも改善したいと思い本書を手に取った。
結果的には知ってたことのほうが多く、まぁそうだよね、といった感想が多かった。 一方で改めて認識できたこともあったので読んでよかったと思う。
「読書はアウトプットしなければ意味がない」と強く主張されているのでアウトプットするか…と重い腰を上げて感想ブログを買いてみる。
※ 本文を沢山引用しているので問題あったらtwitter等でご指摘ください。
共感したこと
読書は楽しまなければ意味がない。自分のペースで楽しく読むことが最も大切
もっともっと読まなきゃ…と強迫観念にかられている自分には癒やされる文章だった。本来それでいいんですよね。毎日何かと忙しいからなぁ…。
本を100冊読んだとしても、まったくアウトプットしなければ、現実の世界はなかなか変わっていかない でしょう。
いや、そうですよね…。うん…。わかるんですけどね…。なかなかね…。
本を読む時間がいっぱいあると、人生は楽しくなる
いや〜、ほんとそうだよね。ゲームやtwitterばっかやってないで、もっと読書に時間費やさなきゃ。
「大切な本は、キレイに読みたい」「カバーも外したくないしページも折りたくない!」という人がいます。私は本をキレイに読むことをまったく推奨しません。読んでいて気づきがあったら、ページにドンドン書き込んでいってください。
僕も本に書き込みは抵抗がある人間なのだけど、最近思うところがあって3色ボールペン読書法をしている。書き込むことに対して、この本に背中押してもらえた感じがする。(この本では2色でいいと買いてあるけど。) 書き込んだ本をどう処分しているのか書いてあったら嬉しかった。
読書は、人の心を落ち着かせる効果があるため、毎日の読書によって、温和な生活が送れるようになるはずです。読書のデメリットなど考えられません。
デメリットなどないって言い切ると凄くカッコいい。いいこと言うなぁ。
人生を変える方法はアウトプット以外にはありません。私自身、これまでたくさんの本を読んできましたが、どんなに本を読んでもアウトプットをしなければ意味がなかったことに気がついています。
うっす、頑張ります…!
反論したいところ
本も大切なところは2割程度。残りの8割は捨ててもかまわない
本は全部読む必要がないと言っている。類書でもよく見かける主張。
だけど技術書はそうもいかないんですよね。。。理解度の加減に調整はできるだろうけど。
ビジネス書とかはそれでいいかなと思ってる。
一覧性、習熟度、スピード、やっぱり紙が最強
読書家による紙の本 vs 電子書籍の話は好きで個人的に興味深いのだけど、この本ではただ紙の本の方が優れていると主張しているだけで根拠が書かれていなかった。
特に
これから、紙の本はどこに向かうのでしょうか。電子書籍が高度機能化してもその波をくぐり抜けると私は予想しています。電子書籍で読者の想像力や興味をかき立てることは困難だからです。わかりやすく説明するなら、紙の本で感動することはあっても、電子書籍で感動したり、感動を与えることは難しいと考えています。
この点。
電子書籍では感動できないというのは全く意味がわからなかった。理由も書いてない。
物体としての本は僕も好きだし愛おしいとさえ思う。
それはわかるが、電子書籍への評価として根拠に乏しく全く共感できなかった。
紙の方が脳に残るという研究もあったりするし、それらと実体験を絡めた話が読めると期待してたのが…。
紙の本同様、kindleも大好きな僕にとって、この点は残念だと感じた。
学びだったこと
スマートフォンの1人1日あたりの利用時間は、年代別で見ると、 18 ~ 34 歳が最も多い3時間 23 分でしたが、 50 歳以上の3時間 14 分と比べてわずか9分の差しかありません。近年は若年層だけでなく、シニア層もスマホを日頃から活用していることがわかります。
読書術とあまり関係ない部分なんだけどこれは知らなかったデータでした。
音楽鑑賞が61%、コーヒーを飲むことが54%、散歩をすることが42%、ゲームが21%の軽減効果を見せたなか、読書は68%と最も高い数値をあらわしました。さらに、6分間の読書でストレスが3分の2以上軽減することも明らかになりました。
読書がストレス低減に効果があるのは知っていたが、ここまでとは知らなかった。読書凄い。もっとやろ。
この本を読んで行動に繋げたいと思ったところ
- kindleのハイライト機能はかなりつかっているけど、紙の本への書き込みももっと積極的にしようと思った。
- 睡眠時間を最優先する。
- 集中力をキープするにはとにかく睡眠をとること。と書かれている。この本に言われなくてもわかってるけど、平日は夜ふかししがちでわかってるのにできてない。改めて睡眠を大事にしなきゃと思った。
- おすすめの教養書を読む。
- 簡単でいいのでアウトプット頑張ろうと思った。
まとめ
「読書はアウトプットしなければ意味がない」というのを繰り返して主張してるのが印象的でした。
224ページとそんな厚くないのでサクッと読めます。
上記した以外にもtipsが多々あるので気になる方は読んでみてください。