模索中

人生模索中

2017年転職活動顛末記

先のエントリに書いた通り、18年2月19日(明日!)に転職します。 

www.yuki3738.net

このエントリ、想像以上に多くの方に読んでいただいたようでびっくりしています。 人材の流動ネタってみなさん興味津々なのでしょうか。

今回の転職は結局知人に紹介してもらった会社に入社することにしたのですが、転職サービスを使った活動もしっかりやりました。

今回が人生で3回目の転職ですが、このエントリではその顛末を書きたいと思います。

Webエンジニアで転職を考えてる方や、Webエンジニア採用したいという企業さんに一つの例として、何か参考になることがあれば嬉しいです。

どんな会社を希望したか

  • Ruby on Railsでのサービス開発経験が積める会社
  • ゲーム以外の自社サービスを運営している会社
  • 機材やその他福利厚生などエンジニアへの投資を惜しまない会社
  • 技術イベント、技術コミュニティの参加、活動を応援してくれる、もしくはスポンサーをしている会社

利用した転職サービス

今回利用した転職サービスは上記になります。
私は気になった転職サービスはとりあえず登録してみる習性がありまして、多くの転職サイトに登録しています。

その中でWantedlyは見たくなるデザイン、メッセージがEmailだけでなくFaceBookに連携されたりと、よく目にとまるサービスであったこと。

Paizaに関してはスキルチェックがあり、転職エージェントではなく応募している企業さんからメッセージがくること。

Findyに関してはGithubとQiitaをクロールして偏差値を出してくれるのが興味深かったことが利用を継続した大きな理由となります。

転職活動開始を機に職務経歴を更新したらオファーメールが来て、それを見たついでに内容を修正するなどしたらまたオファーが来る、みたいな利用サイクルができちゃったという感じでした。

訪問・面接した数

11社訪問して5社面接を受けました。

8社はご連絡いただいた会社、3社は自分から応募しました。

8社の内訳は、 Wantedly から2社、Paiza から1社、Findy から3社、知人から2社となります。

一番多くメッセージをいただいたのは Wantedly で、本当は全ての会社にお話を聞きに行きたいくらいだったのですが完全にキャパオーバーだったのでメッセージ内容が良かった会社さんのみに絞りました。
メッセージ内容が良いというのは、こちらが登録している内容をしっかり読んでくれてるなと感じられたメッセージ、いわゆるコピペじゃないなと思えたメッセージとなります。
熱くなるメッセージをくださった企業さんはやはり気になって話聞きたくなりますよね。

Paiza は当時スキルチェックがCランクだったこともあり、たくさんメッセージが来たわけではなかったのですが、その中でも良いメッセージをいただいた会社さんに訪問しました。
ちなみにBランクの今、毎日約3~5社ほどからメッセージをいただきます。ありがたいお話です。Aになったらもっと凄そう。

Findy は登録した瞬間は偏差値40だったので、「あぁ…俺はここで求職していい人材ではないのだな…」と判断してProfile等も特に更新してませんでした。
しばらくしてUpdateが入ったので再度Github連携をしてみたらいきなり60になりました。
そのためか、メッセージを3通ほどいただきました。どれも気になる会社さんだったのでお話を聞きに行きましたが今回はマッチングせずでした。

その後、偏差値は52に下がってメールは来なくなり、今見たら43にまで下がっていました。
なるほど、そもそもfindyと私がマッチしていませんでした。もっとコード書いて偏差値上げなきゃですね。

お声掛けくださった企業様には私なんぞがお話を聞きに行っちゃってすみませんでした…。という気持ちです。
とはいえお話聞けて励みになりました。感謝しております。またご縁がありましたらよろしくお願いします。

内定・お祈りいただいた数

3社内定いただき、2社お祈りいただきました。 内定くださった企業様には本当に感謝です。そんな身に余る光栄をいただきながら、お断りするというのは本当に心苦しいものです。
とはいえこれで終わりというわけではなく、またのご縁がありましたら、と思っています。

対してお祈りいただいた会社さんは検討してくださりありがとうございました。
この悔しさをバネにしてもっと頑張ります。

決定した理由

希望を満たしていることと、待遇、福利厚生は言わずもがな、内定をくださった後にさらに口説いてくださったのがかなり大きかったです。

内定通知のために再度会社訪問し、人事担当さんとひとしきりお話した後に、面接してくださった方が来てくださり「あなたのこういう点を評価した」「あなたと一緒に仕事したい」的なことを言われたのは胸キュンポイントでした。

企業各位は欲しい人材が現れたときこれをしっかりやった方がいいと思いました。とはいえやりすぎも良くないので内定通知直後に熱いメッセージを送るのがいいのかなと思います。

また、組織のルールがガラッと変わるのが疲れたというのもあります。

小さな組織だと自分たちで社内制度や福利厚生について意見を言い合って変えていけるというメリットがありますが、時には思いがけない変更が入って辛いことになるというデメリットも孕んでいます。

まぁ私は面白みのない小さな人売りの会社出身なので大抵のことは受け入れられると思っていますが、会社の事情に右往左往されるより、少し大きめの組織で、魅力的かつ洗練された制度がある会社でエンジニアリングだけにリソースを割きたい。次の会社はその点は安心できそうだ、ということが大きなポイントになりました。

面接について

肝心の面接についてですが、本当に会社や人によって様々だなと改めて感じました。

とてもフレンドリーで求職者のいいところを探そうとしてくれる面接をする方もいれば、高圧的な態度で人を試すような面接をする方もいました。同じ会社でも人それぞれでした。

ひとつ言いたいのはあまりいい時間ではなかったな、と思える面接をされた会社はその会社が運営しているサービスに対してもネガティブなイメージを持ってしまうので気をつけましょうという点です。(ネガキャンしたいわけではなく今後の自分への自戒を込めています。)

トークについてはやればやるほど上手くなって自信を持って喋れるようになっていくので、とにかくやるしかないと思ってます。

おわりに

12月に転職活動をしたのですが、忘年会などのイベントが増える時期なのでスケジュール調整が大変でした。 とはいえ色々な人のお話を聞くことができて、毎日が刺激的で楽しかったです。

また、面談、面接で多くの人と話したり試験を受けることによって勉強にもなったし、この業界における客観的な自分の評価を知ることができて大変ためになりました。
まだ転職したことない方は、転職する気はなくても転職「活動」はしてみて外の世界を見るのは絶対にやった方がいいと思います。

今後も自己研鑽に励み、多くの企業に、人に、必要とされる人材にならなければと強く思ったのでありました。