世田谷246ハーフマラソンとは
これです。
www.se-sports.or.jp
/246ってURLがよい。
倍率4倍超えの人気レースで、ガチな学生たちがしのぎを削ると有名な大会です。
意気込み
ガチ向けってこと知らずにとりあえずエントリーしてみたところ、なんと当選しました。「おー、家から近いし行っとくかぁ」という気持ちでお金を払って申し込みました。
準備
10月は走り込もうと思っていたのですが、仕事が忙しかったり風邪を引いたり台風が来たりNintendo Switchを買ってしまったりしてかなりモチベーションが下がり全然練習を月間走行距離は6km * 3回で18km.
18kmてw ハーフに満たないwww
え？ホントにレースでるの？？
というレベルの怠惰な生活を送ってしまいました。
11月に入りようやく焦ってきて自転車に乗ったりしてみたんですが100kmに満たないくらい。
前々日に7kmジョグをしてお茶を濁した…という感じです。
意気込み
やる気満々でエントリーしたんですがこの数ヶ月でびっくりするほどやる気ダウン。こんな状態だとずばりDNS(Do Not Start)でお家でNintendo Switchが一番楽なソリューションです。
真面目に今回の参加はやめておこうかな…って思い始めたころ、ランニングの先輩から
「H君応援に来てくれるみたいですよ。終わったらみんなでランチ一緒に行きましょう。」
というメッセージが。
先輩も今回の大会に当選していて、以前お会いしたときに「当日は一緒に頑張りましょうね」という話をしていたのでした。
先輩は僕がこんなに堕落していると微塵も思っておりません。
一緒に走ってお互いベストを尽くすということが前提の真っ直ぐなメッセージ。
全然そんなはずはないのですが、「気合入れなさい」と言われた気がしました。
別に体調悪いわけでもないのにDNSは良くない。まったり走ってれば完走はできるだろうし、ちゃんとやろう。
と、思い直し前々日に軽くジョグをして大会に挑むことにしました。
戦略
タイムを気にせずまったり走ればなんとかなるでしょうということでキロ7分くらいで走ろうと決め、コースレイアウトを眺めます。
駒沢公園から246を二子玉川方面へ下って多摩川沿いをグルっと回って目黒通りを経由して駒沢公園に戻るというコース。
246は普段車がバンバン走ってるのでそこを走れるというのは貴重な体験です。楽しそう。
さらに大会要項を見ます。
www.se-sports.or.jp
ふむ…。制限時間130分とな…。
キロ7分だと7分 * 21 = 147分
うーん…🤔
…
タイムアウトやんけ！！😱
なるほど「世田谷ハーフはガチ」とよく聞いていたのですがルールからして初心者お断りなのですね…。
246の交通規制が主な要因なのでしょうか…。
いやはや、わかってからエントリーしろよという話ですね、すみません…。
キロ6分を越えると危険となると、今のなまった自分にはかなりハードな制限です。。。
とは言え文句言ったところでルールは変わりません。覚悟決めてやるっきゃないです。
当日
7時に駒沢公園に集合。
駒沢公園のトラック初めてや〜
そう。駒沢公園は何度も来てるのにこんな立派なトラックがあるの知りませんでした。
にしてもハーフの大会だというのに朝早い…。自転車レースと比べるとまだ全然遅いですけどね…。
練習不足というか最早運動不足なわけですが、よく眠れたし体調は万全。
先輩たちと集合写真を撮って
スタートラインに並びます。
足切り恐怖や〜🙀
自治体のお偉いさんのお話を聞いてスタート。
本番
1km〜5km
自己ベストの1時間43分で申告したせいかスタートはEブロック。公園抜けてからしばらくするまで大渋滞。周りのペースは速い。
段々ペースを上げていくビルドアップ型で走りたい。よってキロ6分に抑えたいのに渋滞のせいで周りにつられキロ5分くらいのペースで最初の5kmが終わります。
走り出し自体が辛いのにこんなペースで走らされ…完走できるのだろうかと不安がよぎります。
246が走れるのを売りにしてる感じがありましたが、びっくりなことに片側だけの封鎖でした。(4車線あるうちの1車線だけ)
完全封鎖は流石に厳しいんですね…。
結構せまいしすぐ側で車がビュンビュン走ってるし正直別に感慨深いものはありませんでしたw
5km走り終わり多摩川に入ります。
6km〜10km
渋滞も緩和されてだいぶペースを落とすことが出来ました。とはいえ5分40秒くらいのサブフォーペース。もう少し落とすべきだよなぁと思いつつなかか感覚がつかめません。
はぁ、ようやく半分かぁと折り返します。
11km〜15km
ここからランナーズハイが来ました。天気も良くて多摩川の最高な景色を見ながら沿道の人たちの声援で最高の気分。
ハイタッチしながら走ります。久しぶりに走ってて楽しい感覚を味わいました。
二子玉川駅前は大勢の人が応援してくれてました。テンションも最高潮に。
16km〜20km
多摩川沿いを抜け目黒通りに入ります。16km地点すぐ手前に坂道があるのですが、この坂が一気に勢いを奪っていきます。めちゃくちゃつらくてペースはキロ6分半まで落ちます。「うおぁ〜坂道終われぇ〜」と念じながら、登り続けます。
すると…後ろからべちゃべちゃ喋り声が聞こえてくるではありませんか。
こっちはこんなにしんどいのになんなの！？と振り返ると2時間ペーサーでした。
うわぁまじかぁ追いつかれたぁとうめき声が上がります。
え、ていうかちょっと早くない？？と思いつつ、やっぱり喋りながら颯爽と走っていきます。
なんとか食らいつこうと思い頑張ったのですが疲労が蓄積してきた足にはとてもキツく、ここで足を使い切ったら完走が危うくなるので諦めてマイペースを保ちながら走り続けます。
ペーサーが遠くに行ってしまった頃、20km地点で最後の坂があります。
もう無心で登りました。ここまで来ると完走は確実だったので体は辛くとも精神的には余裕がありました。
手元のGarmin的には2時間切れそうなタイムを表示していたので無理をしない、でもちょっと頑張るペースを保ちます。
21km〜ゴール
競技場に入り、締めくくりの場所に戻ります。大学生の応援団たちの応援が最後の最後で旨に響きます。
最後の出せる力を振り絞ってラストスパート。最後の最後に1人抜いてゴール。
この瞬間の達成感がたまらない。
フィニッシュラインと
ゴール後
アクエリアスと完走証を受け取ります。ネットタイムは1時間59分56秒。
あぶねー。最後の応援なかったら2時間切れてなかったかも…。
結局足切りからは10分余裕ありでゴールできました。
こんな運動不足状態でも2時間で走れることにちょっと満足しつつ…でもレースが楽しかったのもあってもっと真面目に練習しとけばよかった…と反省の気持ちも出てきました。
次は後悔しないように真面目に練習しようと誓うのでありました。
ログ
ランチ
重い足を引きずり応援に来てくれた仲間と一緒にランチに行きます。
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駒沢公園からすぐそばなのでランナーでごった返すのではないかと思ってたのですが杞憂でした。
多くの人は会場や駅側のお店に行った模様。
席にどかっと座りダブルチーズバーガーとブルックリンラガーを注文。
体に染みわたります。
ビールを飲み談笑しながらしばらく待って来たのがこんなん。
ﾃﾞｰﾝ
メチャウマでとっても食べごたえ有りました。
駒沢公園で練習後にここ来るのありです。(ちょっと高いけど…。)
まとめ
私の世田谷ハーフデビューはこんな感じでした。コースはきついですが面白いコースでかなり楽しく走れました。
来年も懲りずに応募します。そして当選したら今度はみっちりトレーニングして挑みたいと思います。
多くの関係者やスタッフの皆様、そして一緒に走ってくださった先輩方、楽しいレースでした。
ありがとうございました！
