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2017 BRM722あおばスーパー400km麦草 に参加してきましたけどDNFでした

2017 BRM722あおばスーパー400km麦草 に参加してきました。

結果はDNF. 折り返し地点で心が折れてしまいました。
とはいえとても勉強になったブルベでした。
今回は反省と感想を書いていきたいと思います。

VCR横浜あおば

「アオバヒドイ」というハッシュタグが作られるほど鬼畜なコース設定で有名なクラブさんのようです。実はエントリーした時点ではそんなこはつゆ知らず、近場で開催される400kmってだけでエントリーしてしまいました。

埼玉やあおばでは登りが極端に多いブルベは名称にスーパーがつく
 

以前読んだ『ブルベのすべて』という本にはそのことが書いてあったのですが完全に忘れてました。 ヒドイあおばさんのスーパーなコースということで知ってる人にはタイトルだけで上級者向けということが瞬時に判断できるブルベというわけです。

何故このブルベに参加したか

スタート地点が近いブルベで、日程の都合がいい400kmがコレしかなかったからです!

お前には無理だと気づかなかったのか

予習不足でしたすみません!!
山伏峠、志賀坂峠、十石峠、麦草峠の中で山伏峠を唯一名前だけ知ってるってレベルでした。
まぁ獲得標高を聞いたところでどれだけしんどいのかあまりピンとこなかったのが正直なところです。
「あぁ、めっちゃ大変そうだな…」
くらいにしか思ってませんでした。。。
前日に麦草峠のWikipediaを読んだら、

国道では渋峠に次いで2番目に標高の高い場所である

って書いてあって、
「あれ、やばくね…?」
とようやくとんでもないブルベにエントリーしたっぽいと気付くくらいには勉強不足でした。

前日に飲みに行っちゃった

アホ、ここに極まれり。
ブルベ開催は土曜日。つまり前日は金曜日。
巷では酔っ払いが溢れる金曜日です。
3時出走予定だったので8時位には横になろう。と思いつつ準備をしていたら同僚から飲みのお誘いのメッセージが。。。
最初はお断りしていたのですが珍しいお誘いだったのと、近場で飲むということ、どうせこんな早い時間に横になっても寝付けないであろうと思い、じゃあちょっとだけ…と飲むことに。
しゃぶしゃぶ食べ放題とのことでお酒は程々に肉を大量に食いました。
たくさん食べたので全然酔いはしなかったのですが、起きたら胃もたれしてました。。。
結局寝たのは12時。2時間半睡眠。
知り合いがそんなことしたらガチで説教です。
反省しきりであります…。

出走直前にサドルバッグが壊れる

去年末にブルベをやるぞということになって、とりあえず安いのでいーやーと思い買ってみたドッペルギャンガーのサドルバッグ。
結構考えられて設計されてるなぁと思うのですが、実際使ってみると使いづらい部分が多く、また細かい部分がどんどん壊れていきました。

そして今回遂に致命的な箇所が破損。 サドルレールにまわすストラップの先のバックルが割れてしまいました。 ガッチリ固定するためにグッと引っ張ったら「パキッ」っと…。
これではサドルに固定できない。。。

もうこの時点でDNSしようか迷ったんですが、急いで家に戻り普段使いの小型のサドルバッグにパンク修理グッズを移し替え、ボトルを1本諦めてリンコウバッグをボトルケージに刺し、その他諸々は背中のポケットに入れ、入らなかったものは諦めました。
諦めたものの中にはウィンドブレーカーが入っていました。
どうせ暑いだろうと思い置いていったのですが本当にアホだったなと思います。
補給食置いていってでもウィンドブレーカーだけは持っていくべきでした。
その詳細は後ほど。

スタート地点の大丸公園へ

サドルバッグが壊れたせいで余裕を持ったプランがぶち壊しになってしまいましたが、ギリギリブリーフィングにも間に合いました。

関係無いけど大丸公園のこと「だいまる」だと思ってました。「おおまる」でした。

ブリーフィング

ブリーフィングで主催の冨永さんが「帰りは下り基調」と言った瞬間に周りから苦笑いが起こりましたw
「獲得標高、往路は4000m、復路は2000mなので」と付け加えてましたw
そのときはなるほどと思いましたが、同じ峠を昇り降りしてるので2000mも差がつくのはと不思議。
ルートラボを見てみると確かにそうなっていますがホントに?って感じです。
ちなみにStravaでは往路は5000m、復路は4000m。
復路は登ってませんが体感ではこっちがあってる気がします。
 
ってか400kmで9000mってホントヒドイ…。

車検、スタート

自分はのんびり行くつもりだった(というかのんびりじゃないと400km走れないと思った)ので車検はほぼ最後尾で並びました。
朝日に照らされたランドヌール(ズ)の列

車検はさらっとパスしてスタート。

しばらく走って感じたのは皆さん巡航が速い。 30km以上をずっと出してて流石400kmにエントリーするような人は強いなーと感じました。
峠が多いコースなので平坦のうちに時間を稼いでるのかな〜と思いましたが自分はこれじゃ持たないと思ったので早々にペースを落としました。

調子悪いかも

その前の週のロングライドとくらべて、心拍が上がってる割にはスピードが出ない。
荷物が沢山あるのも影響してると思うのですが、おそらく前日の飲みで寝不足のせい。。。
別に気持ち悪いとか苦しいとかはなかったんですが、やはり反省です…。

また、サドルバッグに入れる予定だった電源やら補給食やらをバックポケットに入れてたんですが重さのせいか腰に鈍痛が…。

峠前にこんなんじゃ厳しいなぁ〜と早速DNFが頭をよぎります。

山伏峠

最初の難関、山伏峠。獲得標高は608m
地元の方らしきチームが集団で登ってたりと練習に定番の峠みたいですね。
どこから峠だったのか記憶に無いんですがずっと坂が続くので、「あ、これ峠か。」と気づいた感じw
インナーローでくるくるペダリングするも結構きつかったです…。

家から約85kmなので今度は山伏峠に挑戦するライドが楽しそうでいいかも。

PC1

90kmほどで最初のPC. 9時半過ぎに着き補給をしてご飯を食べて10時発。
ちょっとダラッとしてしまったけど1時間ほどの貯金。
遅いですけどここらへんまではまぁ順調でした。

お昼ごはん

以前300kmをやったときに、道の駅を見つけたら休憩すべきだなと感じました。 なぜなら美味しいグルメがあるから。よって道の駅うえのに停車。
時間もちょうど12時くらいだったのでここで長めの休憩をとることにしました。
普段なら定食とかガッツリいっちゃうんですがブルベ中なので消化にいいうどんをチョイスしました。とはいえ夏季限定ということもあり冷汁ですが。

味は…まぁまぁでした。
何食っても美味いはずのロングライド中でしたが…まぁまぁでした。。。

十石峠

問題はココです。
十石峠は道幅も狭く、最早森の中という感じです。
路面は荒れ、斜度もきつい所が多々ありかなり厳しい峠でした。
あまり雰囲気も好きでなく、ここ夜は絶対走りたくないな…と思いました。
しかしこのブルベは往復コース。ここに戻ってくる頃には真っ暗。
なので登る前から絶望を感じますw

それでも行けるとこまで行ったろと思い登りはじめてしばらくしたらポツポツと雨が降ってきました。
 
「あ〜雨来ちゃったか〜。」
 
なんて思っている間に雨脚は次第に強まり最終的にスコールのような激しい雷雨になりました。
全身はずぶ濡れ。視界も不良。川のような坂道を登るハメに。
幸い気温は高く、心拍も上がってるので良い冷却にはなったのですが長い峠道、終始豪雨だったのでかなり堪えました。
まだ終わらないのか。まだかまだかと次々と現れる坂道に心身ともに削られました。
 
頂上に着いたころに雨は止み、陽が射してきました。


これからダウンヒルというとこで暖かくなってきてくれてラッキーでした。
ぐんぐん上がっていく気温に地面から湯気が立ち込めていました。

登れた喜びもつかの間、ここでトラブル。
ナビとして使っていたiPhoneが雨にやられたようで充電ができなくなってしまいました。
動作はするのですがライトニングケーブルを刺しても反応してくれない。
これはまずいと思いつつ、とりあえず次のPCを目指すべく急ぎ峠を下ることにしました。
 
ちなみに十石峠を佐久穂町中心方面へ下るダウンヒルは真っ直ぐで道幅も広く東京にはまずお目にかかれない道。気持ちよくて楽しかったです。

PC2

セブンイレブン佐久穂町店に到着。1時間あった貯金は30分になっていました。
は〜、わりとギリギリだった。
ここから先は通過チェックのみで制限時間はないのでとりあえずガッツリ休憩を入れます。

と、コンビニに入ったらラミネートされているキューシートが落ちているではありませんか。
これ無くしたらヤバイでしょw
ってことで持ち主捜索のため目につくランドヌール(ズ)達に声を掛けまくります。
 
俺「キューシート落ちてたんですけどこれ落としてませんか?」
 
ランドヌールさん「いえ、違います〜。」
   
店内にはいないようで外でまったりしている方たちにも声を掛けます。   が、数人に声を掛けるも発見できず。
もう一度店内に入ったらトイレから出てきた方が探しものをしている様子。  
探しものはコレですか?と言わんばかりにキューシートを差し出すと
 
「あ、すみません!ありがとうございます!」

と持ち主発見。
やー、見つかってよかった。
 
他のランドヌールさんに貢献できたことに喜びを感じつつ、iPhoneの確認。
やはりどうしても充電してくれない。
 
ブルベ自体はキューシートがあるので続行できる体力があるならなんとかなるのですが、DNFした時の家までのナビや緊急時の連絡などができなくなのはかなりマズイ。
なんにしてもスマホがないとここまで不安になってしまうのかと普段あまやかされている自分の状況に情けなさを感じます。
 
とはいえどうしたものか。今なら駅も近いしDNFも簡単だしここで諦めたほうが安全ではある。
しばらく逡巡した後、やはり200kmも行ってない状態でDNFは悔しい。
今回のブルベのタイトルになっているメインステージである麦草峠は登ってみたいよなぁ。
と思い続行を決めました。
iPhoneはいざという時のために電源を落とし、またさらに雨が振りそうな空模様だったのでジップロックへイン。

iPhoneを入れていたケースにキューシートを入れ替えて再始動。

ちなみにもうこの時点で折返している方がいて圧倒的な力の差に絶望を感じましたw

麦草峠

このブルベのメインステージにようやく着きました。
既に心身は削られていて、諦め気味。行けるとこまで行ってみよう、という気持ちで挑戦しました。
清水町から入る麦草峠は道幅も空も広く、路面も綺麗なので十石峠よりかは精神的に楽でした。
それでも距離25km、獲得標高は2127mの峠。
メルヘン街道なんて可愛らしい名前が付いてますが、その正体は激坂峠です。
頭の中がメルヘンなんじゃないかと名付けた人のセンスを疑います。
 
獲得標高100m毎に看板が立っているのですが、その下にブルベ参加者へのメッセージが貼り付けてありました。あおばさんの粋なところ。準備力スゴイなと感じました。

シッティングとダンシングを繰り返しじっくりと登っていきます。無限とも思える時間を感じながらついに頂上へ。

はぁ…しんどい…。
 
折り返しポイントはもうすぐそこだと思いつつ進んでいくとダウンヒルになりました。
あれ、下るの?なんて思いつつ先に進みます。反対車線には折り返してくるランドヌール達がヒイコラヒイコラ登っています。

しばらく下ってもまだ折り返しポイントが出てこない。
あたりはもう暗くなり、路面がよく見えなくなってきました。
そんな中、道が段々荒れてきて体に感じる突き上げが激しくなっていきます。 平面だと思っていたところに穴が空いていてガツンと衝撃を受けて体に響きます。
気温も下がり、雨で湿ったサイクルジャージがガッツリ体温を奪っていきます。
あぁ、ウィンドブレーカー置いてくるんじゃなかった…。

「うーむ、これはマズイ」
 
と感じながらガッツリブレーキを握りますが、雨で湿っているせいかなかなか減速しない。頑張って強く握ってゆるゆると下っていきますが段々手が痛くなっていきます。

暗いし寒いし体も手も痛いし楽できるはずのダウンヒルがつらい。
段々と走ることが恐怖に変わっていきます。
 
なんとか無事ダウンヒルが終わり、ようやく折り返し地点に付いた頃にはすっかり真っ暗になっていました。

DNF

今回のブルベは折り返し地点の写真撮影による通過チェックでした。

こんなん。

とりあえず写真は取っておくも、たった今恐怖を感じながら降りてきた峠を写真を撮ってまたすぐ登れ…と。ホントに鬼畜や…。
ここでしっかり休憩が出来たらまた違ったかもしれませんが完全に山の中でそんな雰囲気でもない。
仮に登れたとしてもウィンドブレーカーがないのでその後のダウンヒルで凍えてしまう。
そしてそんな峠越えを後3回しなければならない。
はぁ、渋峠と富士ヒルで何を学んできたのか…。
 
「こりゃもうダメだな。」
 
と感じているときに、後続の方と遭遇。
そのランドヌール様はここでDNFにして茅野方面に下って輪行で帰るとのこと。
一緒に帰れる仲間が出来た所でDNFを決断しました。

茅野駅

20kmくらいのダウンヒルをして20時過ぎに茅野駅へ行きました。 下界にくると体感温度が断然違いました。あったかいw
新宿行きスーパーあずさは20時31分発。
あと20分しかない!ってことで急いで輪行袋に詰めます。
そしてDNFを伝えるため主催様に電話するも忙しいようで出ず。
とりあえず電車に乗りました。

スーパーあずさ

ホントギリギリ乗れてラッキーでした。
半日掛けてきた距離を数時間で移動しちゃうんだから改めて文明の利器の凄さとありがたさを感じます。
 
車中は一緒にDNFしたランドヌール様とお話しながら帰りました。
数年の経験がある方でとってもタメになりました。
しかしそんな人でもクリアできない今回のブルベ。
やはり難易度は高かったんだなとしみじみ感じます。

帰路へ

新宿に着き外へ出て輪行解除をしていたら、なんとクイックリリースのキャップがなくなっていました…。
 
これではホイールが固定できない。。。
 
慌てて輪行バッグに詰めたもんだから締めるのを怠っていたようです。
自分の馬鹿さ加減に呆れます。
とはいえしょうがないので諦めて交通機関を使うことに。
しかしこんなボロボロの状態で電車には乗りたくない…。
よってタクシーを使うことにしました。

タクシーで帰宅

タクシーの運転手さんは、巨大な荷物を抱えてしかも汚れてボロボロな私を見ても嫌な顔せず、終始自転車に関する話題をふってくれてとても親切な方でした。
当然、人にもよりますがホスピタリティ溢れた職業だなぁとしみじみ感じてしまいました。
 
無事帰宅して再度、主催様に電話。
DNFしたことを連絡しました。

こちらを気遣う言葉をいただいて感謝しかありません。
「また次の挑戦お待ちしてます。」
と言われて
「是非また挑戦させてください。」
とお伝えしました。

色々壊れて無くしたこと

サドルバッグが壊れiPhoneも壊れ、終いにはキャップを無くし、ホントふんだり蹴ったりだ…と思いましたが何かが壊れたり無くしたりするのは自分の身代わりになってくれているから、なんて話を聞いたことがあります。
 
サドルバッグが壊れてなければ、ウィンドブレーカーを持ってきていたのでまだ続行してたかもしれません。
iPhoneが無事だったらいつでもDNFできると強気になってまだ続行してたかもしれません。
あのまま続けていればもしかしたら完走できたかもしれませんし、もっと大変な目に合ってたかもしれません。
また、スマホがない自分が如何に非力か、雨対策がどれだけ甘かったかも知ることができました。
 
クイックリリースのキャップがあったら新宿から家まで自走で帰ってましたが、劣悪な都内の交通事情、いつ何があってもおかしくはありません。

キャップがなくなることにより、自分の何かを失うことを防いでくれたのかもしれません。
とまぁ、非科学的ではありますがそんな考えもありかなと思いました。

なんにせよもっと事前準備をしっかりして体力も精神力ももっと余裕を保てるように鍛えないとダメだと感じました。
失うものは大きかったですが、その分得るものも大きいブルベでした。
 
と、定番の文句を決めつつまとめに入ります。

反省点まとめ

  • 地理を覚えるくらいコースをしっかり把握すること
  • 獲得標高も確認して自分が戦えるコースなのか判断すること
  • 前日は頑張って自分を律して飲みに行かないこと
  • サドルバッグはいいものを
  • 夏だろうと夜の峠に行くなら防寒具は持っていくこと
  • スマホに頼らずもゴール、もしくは帰れるように準備しておくこと
  • 輪行時、クイックリリースはがっつり締めること
  • DNFポイント、タイミングを事前に決めておくこと
  • 色々考えるのめんどくさいと思ったらその分強くなること
  • とりあえず全ての峠を足つきなしで登れたので満足

ログ

今年のSR

400kmを逃してしまったので諦めようかと思いつつ、600kmがあと3回ほどチャンスがあるのでまだ諦めず挑戦してみようかと思います。
次は9月16日、

のいずれかに挑戦したいと思っています。
日本海に行ってみたいけどスーパーがついているので厳しそうだなぁ…w